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<マノワール・カンキス>
ロリアンをバスで出発し、ポンタヴァンにあるトロゥ・マッドの工場視察に行く。その後、カンペールにあるマノワール・カンキスというシードル工場へと向かった。工場見学できるまでには道に迷ったりしてかなりの時間が費やされた。それまで私達はバスでおとなしく座っているしかなかったのだが。やっとの思いで到着すると、背が高くてきれいな若奥さんと人なつっこい犬が出迎えてくれた。若奥さんが工場の中の案内と説明をしてくれた。
こちらでは所有する32ヘクタールの土地でとれたリンゴのみを使用してシードルを作っていて、防虫剤を使用しないのはもちろん肥料も使わないでリンゴを栽培しているとのこと。
リンゴの収穫は9月〜10月頃。木から熟して落ちるのを待ってから拾って採取するらしい。採取したリンゴを撹拌して絞り、2・3ヶ月寝かすと糖分がアルコールとガスに分かれておいしいシードルが完成される。数種類のシードルを試飲させてもらったが、どれも香り高くおいしいものだった。シードルの他にもリンゴジュースや蜂蜜も売っていた。もちろん、日本までシードルを抱えて帰ったことはいうまでもない。
マノワール・カンキス(Manoir du KINKIZ)
75,chemin du Quinquis - ERGUE - ARMEL 29000 QUIMPER
Tel:02 98 90 20
57 Fax:02 98 90 81 54
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