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制約あり?!
石垣空港から車で30分の場所に黒真珠の養殖でも知られている石垣島を代表するビュースポットの川平湾。そこが私たちの滞在場所。
スキューバーダイビングを始めてもう7年になり、潜った本数も有に100本は越えているのにどうもダイビングをする前の食事は細くなる。(食べ過ぎると海の底で××なことになってしまうし;ボートで沖まで行くのに酔っちゃうと××だし;)あれも食べたいコレも食べたいって欲望を抑えながら毎日潜った。石垣の海(中も)はそれはそれは美しく『七色の海』という言葉がぴったり!4m級のマンタ(イトマキエイ)にも4匹に遭遇!興奮のダイビングを体験できた。 |
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やっと食べれる?!
無事に予定のダイビングも終了。初日からは想像できないほど私の肌はいい色になった。ちゃんと日焼け止めを塗ったのに;恐るべし沖縄の太陽。
やっとお昼もがっつり食べることができるわ!と、思いきや。友人らと竹富島に行ってみようという話しになる。竹富島には石垣港から高速船で10分程度。今からなら3時の船に乗れると急いで支度をしてタクシーに乗り込む。タクシーの運転手はすごく人懐っこくおしゃべり好き。心地よい沖縄言葉で「石垣初めて?」から始まって話してくれる、話してくる。ミニミニ石垣市観光ガイド付きになった。船に間に合わないかも..と不安もよぎったが、ギリギリセーフで船に乗り込む。
竹富島は周囲わずか9.2kmの小さな島。赤い瓦の屋根にサンゴの石垣など沖縄家屋の景観や文化を継承している。交通手段は自転車。レンタサイクルで島を走る姿は子供の頃の夏休み。舗装されていない砂の道は意外に走りにくい。無心になって島を巡る。星の形をした砂で有名なカイジ浜、波の音がまったくしないコンドイビーチ。白い浜に蒼い海が広がるそこはまさに『楽園』という言葉がふさわしく思えた。島の中心部である集落はのんびり歩いて探索。魔除けとして家を守るシーサーの数は竹富島では100を越えるという。その一体一体が個性的で眺めていると楽しい。 |
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食べる&飲む!Part1
竹富島から石垣島に戻り、夕飯は結局タクシーの運転手に教えてもらった郷土料理のお店『南の島(ぱいぬしま)』へ。石垣地ビールで乾杯!ちょっと甘めの軽い口当たりのビール。ラベルが南国チックでかわいらしい。この日、オーダーしたのが、『島らっきょ』『ポークタマゴ』『ゴーヤスライス』『アシティビテ』『ポーポー』『ソーミンタシヤー』『おにぎり』『八重山そば』字面だけでは想像しにくい料理が並ぶ。『島らっきょ』は辛みと強い香りが特徴。浅漬けや塩漬けが人気。『ソーミンタシヤー』はそうめんの炒め物。味は塩コショウでパスタのような味わい。そうめんを炒めて食べるのは結構珍しい料理法だと思うけど、沖縄ではメジャー。ここでも登場したのがポークタマゴ。ポークランチョンミート(ポーク缶詰)とオムレツのようなタマゴの組み合わせ。正直、それだけの食べ物。これは沖縄では欠かせない料理らしい。とにかく、ポーク缶は愛されている。ウワサによるとポーク缶の消費量はダントツに沖縄だとか。ゴーヤのスライスは生のゴーヤをスライスしてしょうゆで食べる。苦味がきついので苦手な人も多いゴーヤを生で食べる?と最初は抵抗があったがこれが食べると苦いは苦いが思ったより大丈夫。(笑)最後はクセになり八重仙(泡盛)のつまみによくあう。本来『ポーポー』は小麦粉を水で溶かしてフライパンで焼き油ミソを塗ってクルクルっと巻いたもの。この店では、厚いヒラヤーチー(韓国のチヂミを薄くしたようなもの)といった感じ。アシティビテは豚の足の煮物。コラーゲンたっぷりな足はぷるんぷるんしている。話をしながら骨ごと口に入れてしゃぶりながら食べる。これは仲間内でいつも取り合いになるので多めにオーダーする。締めは八重山そば。沖縄はソーキーそばが有名で島や土地によって微妙に麺が違ったりダシが違ったりするので島々のそばを食べてみても面白い。お酒片手に旅の話やダイビングの話をしながら結構長居をしてしまった。
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食べる&飲む!Part2
沖縄Sweetsを食べる。沖縄といえばサーターアンダギー。沖縄風ドーナツ。町のよろずやさんなどではオバァ手造りのサーターアンダギーが売っている。もしお土産に買うならお土産用にパックされているものではなく町や商店街などのお菓子屋さんなどで買うことをお勧めする。そっちの方がおいしいから。さて、沖縄のSweetsで忘れてならないのがアメリカ生まれの沖縄育ちというネーミングでおなじみの『ブルーシールアイス』戦後沖縄がアメリカに統治されていたときにアメリカ基地でしか手に入らなかったものが返還後に沖縄全土で食べられるようになった。その種類は30種類。バニラから南国沖縄らしい『マンゴー』『シークワァーサー』『ゴーヤ』『パイナップル』『紅イモ』など。さっぱりしているので幾らでも食べられそうな感じ。また沖縄のかき氷はといえば『ぜんざい』。ふっくら仕上げた金時豆と白玉が入ったかき氷。シロップも豆の甘煮汁をかけているのであっさりした甘さ。あずきとは違う味わいで氷菓子なのに腹持ちはいい。甘くはないがお菓子なのが『塩せんべい』パリパリと歯ごたえがいい煎餅は本土の煎餅とは一味違う。どちらかといえば麩菓子に近い感覚。沖縄の人たちはこれにチョコレートソースをかけて食べるとか?! |
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食べる&飲む!Part3
最終日、那覇で1日遊んだ。空港から去年できたばかりのモノレール『ゆいレール』に乗って那覇一番の繁華街国際通りに行った。ここはお土産屋さんロード。(ちょっとびっくりした)目的は牧志第一公設市場での買い物。(そこに行くまでの市場通りという商店街でかなり買い物しました)市場で目立つのが元気のいいオバァの姿。沖縄のオジィはどこで働いてるのかな;と素朴な疑問。魚屋では、その場で買った魚を2階の食堂で調理してもらえる。一度食べてみたかったのが沖縄のカラフルな魚。おいしいのだろうかと、いつも疑問だったのでここで試してみることになった。真っ青な魚『イラブチャー(アオブダイ)』と薦められるがままに『夜光貝』も購入。てっきり夜になると光る貝かと思っていたら磨くと光るらしく古くから装飾や細工に使われていたそう。2階の食堂の雰囲気は日本というよりアジアに近い。友人のNは少し大人しくなったのでどうやらこの雰囲気が苦手な様子だった。そこで自分たちの選んだ食材がどのようになって現れるか周囲を眺めながら待つ。ぶら下がってるメニューも面白い。『山羊汁』とか『イラブー(うみへび)汁』とか食べてみたいがちょっと怖い。そうこうしている内に私たちのオーダーした魚がやってきた。もちろん刺身、そして半分は甘酢あんかけ。イラブチャーは白身の魚で湯引きしてある様子。コリコリした身は鯛というより鯉に似た食感。友人Yは『身も蒼いかと思って楽しみにしてたのに』と的外れな期待から一人落胆していたがなかなか好評。
腹ごなし(?)に首里まで行き、首里城観光。思ったより小ぶりな城で青い空に朱色の建物のコントラストがまぶしかった。夕方またしても牧志第一公設市場へ戻る。(懲りない私たち)お土産を買い求め市場の中をフラリ、フラリ。友人Yはシークワァーサーそのものを購入(2袋も。かなり重いと思うけど)。友人Nはパイナップル2個を抱えていた。人の土産っておもしろいな〜って思いながら眺めていると友人らは私のみやげもかなりおかしいと指摘してきた。私は『塩せんべい』を大量購入。一枚も割ることなく東京までたどり着くかが最大のテーマとなった!(大袈裟だけど)お腹が空いてきたので早めの夕食。『ミミガーのあえ物』と『ゴーヤチャンプルー』そして『沖縄そば』やはり、八重山そばとは麺が違う。その違いが面白く思う。
旅行を振り返る
よく遊んだ4日間。以前行った沖縄の島とは違った八重山諸島。正直な感想は『外国だな』である。ダイビングはもちろんのこと、食べ物や文化にも触れることができたのでいい経験ができた。帰って来た今、『また行きたいな』と思っている。 |
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